フル墨攻

「少しまとまった思いつき」を書きます

ワラワラへ行く途中に見える謎の町について

写真から町を探した話。
とくに内容はない。

こういう記事を読んだ。

読んでない人は先に読むほうがいいかもしれない。

ワラワラへはシアトルから飛行機で行った。

そういう感じのお話である。

途中に、シアトルから飛行機で目的地ワラワラへ向かう途中の、窓から見える写真があった。

f:id:wetfootdog:20170918233029j:plain:w450

これ、よく見ると変だ。
川のすぐそばに町らしきものがあって、しかもそのすぐ背後が崖。

なんでそんな変なところに町があるのか。
場所が気になったので調べてみた。
ワラワラも気になるが、こっちの町も気になる。

写真の町はどこにあるのか

写真から地形の特徴を切り出す。

  • シアトル〜ワラワラ(WALLA WALLA)のあいだ、飛行経路上にある
  • 湾曲した川沿いである
  • 崖がある
  • 片方の崖は崖しかなく、背後の崖の後方には畑がある
  • 中洲のようなものがある

これぐらいはっきりした特徴があると、わりと探しやすい。
わかりやすいランドマークが3つ以上あれば、写真から場所を特定しやすい。

グーグルマップを使う。
10分ほど探して、あった。

写真とだいたい同じ角度から。
f:id:wetfootdog:20170918233523p:plain
並べてみる。
f:id:wetfootdog:20170918233029j:plain

場所はこのへん。
f:id:wetfootdog:20170918234735p:plain
https://www.google.co.jp/maps/@47.073447,-120.0339246,4896a,35y,359.52h/data=!3m1!1e3
左上にシアトル、右下にワラワラ。
ちょうど真ん中あたりになる。
メルカトル図法の地図なので飛行経路はすこし湾曲して、ちょうどこの町のあたりを飛ぶはず。

真上から。
f:id:wetfootdog:20170918233541p:plain

すこし寄ったところ。
右下方にあるくねくねした道が、町と内陸を結ぶ(たぶん)唯一の道。
f:id:wetfootdog:20170918233619p:plain

それはWanapumという名の町だった

Wanapum - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Wanapum

Wanapum(グーグルマップの表記に従えばワナパム)とは「川の人」という意味。
このへんはワナパム族の土地だったけど、ダムが作られてダム湖に沈んだ。
で、残ったところにできた町がWanapumらしい。
行政区域としてどうなってるのかはわからない。
伝統的な祭祀と生活を守っていたらいずれ白人は消えるからと信じて、白人入植者たちと戦いもせず、政府と土地の権利について契約もせず、土地は水没したということらしい。

マップで町を見ると、ボートが多い。
写真で見ると、前も後ろも崖。前は川&崖。
正確には川というかワナパム湖。
ダム湖のそばに住む、ボートがたくさんある町と「川の人」たち。
いろんなところに、いろんな生活がある。

(おしまい)